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NEWS:2023.11.20

1000年はもつと言われる、和紙すき体験!

今回は、ローカルツーリズム「特別編!」

制作体験した和紙は、なんと1000年もつと言われる「和紙すき体験」です!

和紙アーティストは「かのうともみひさし」(ユニット名)さん。

お話していると自然に癒されるオーラをお持ちのお二方です。

 

使用した道具はこちら!

紙の材料は、土佐こうぞの原料を専用の木槌でたたき、伸ばしてまとめる…を5回繰り返します。

こうぞが持つ繊維をたたいて強くしているのかしら・・・。

そして水の入ったペットボトルにちぎり入れるのです。

簡単にちぎれるから不思議。

 

こんな感じでちぎり入れたら、シャカシャカ振ってシャッフル!

すると水に溶けるのです。これも不思議~。

こうぞが水に溶けた所で、トロロアオイという植物を混ぜます。

この工程が大切。水にとろみがつく事によって、ゆっくり和紙すきが出来るんですって!

まんべんなく広がるように・・・。

紙すき専用の型に角からゆっくり流しいれるのがコツなのです。

これを数回繰り返します。和紙の厚みが出てきました。

専用の型から水が落ちたら

毛糸やスパンコール、切り抜きなど好きなデザインでコラージュ!!

これがまた楽しいのです。集中して無心になれていやされる~。

好きなデザインが完成したら、仕上げにもう一度こうぞを流しいれコーティング!

もうすぐクリスマスなので

手を伸ばした猫の切り抜きをクリスマスツリーの木の幹に見立て、猫がじゃれている毛糸を葉っぱに見立て赤のスパンコールでクリスマスの飾りつけをしてみましたよ!

コーティングによって猫の絵柄が見えなくならないように、毛糸とスパンコールを中心にコーティングしました。

水が落ちた所で、型を取り外して、さらに裏返し、すきすをゆっくり剥します。

専用タオルで水分をとったらアイロンでプレスし乾燥させて完成!!

和紙すきの伝統工芸を体験しながら、和紙が出来上がる工程を勉強し、さらにアート(コラージュ)体験まででき、お水がぽたぽた落ちてゆく~ゆったりゆっくりな時を過ごし、癒し体験にもなりました。

この和紙は1000年もの時をゆっくりと経年劣化しながらもち続けることができる作品となりました。私の孫の孫の孫たちが、大切に保管してくれるかも…なんて想像しながら。

素敵な東海のアクティビティと出会いました。

 

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