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NEWS:2025.06.01

御朱印帳を手に歴史を巡る旅 栄

♢Day trip schedule 10:00-21:00

〇熱田神宮

〇大須商店街

〇名古屋城

〇天麩羅 なか江

 

栄の中心にあるTHE TOWER HOTEL NAGOYA。
本日はホテルを旅の真ん中として、地下鉄でぐるっと回れる王道ルートをご紹介。
名古屋にお越しの方であれば誰しも”一度は巡りたい”そうお伺いするスポットを巡っていきます。

 

歴史を感じるためにも、今回1つのテーマになるのは「御朱印帳」。
その魅力は計り知れず今では多くの方が手にしているのではないでしょうか。
行く先々の思い出を、記憶にも記録にも残しながら旅をスタートさせましょう!

 

 

10:00〜

-熱田神宮|熱田区 神道の雰囲気を味わう-

駅から歩いて数分、名古屋屈指のパワースポットを目指し、熱田神宮に到着。
「熱田さんへご挨拶」という言葉があるように、名古屋に来たらぜひ手を合わせて欲しい場所です。
ここには日本三種の神器のひとつ「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」が祀られていて、 1900年以上という長い歴史を持つ由緒ある神社なんです。

神社には古く昔から受け継がれてきた歴史が多く、当たり前に行っていることも伝統や文化が形になっています。

2礼2拍手1礼、きっと日本人ならできるこの動きも長く受け継がれた文化。
拍手をすることによって、神様をお呼び出ししているんです。

鳥居の真ん中は自然と避けるようになっていますよね?
それは参道の真ん中は神様の通り道と言われているからですね。

神社の歴史や文化を知ることにより、より深く「参拝」を通して日本を知ることができます。

さて、荘厳な雰囲気のなか、本宮で手を合わせ、本日最初の御朱印を頂戴しに参ります。

熱田神宮では神紋とされる五七桐竹紋が描かれた、深緑色の1冊が手に入りますので、旅のスタートに御朱印帳も手に入れましょう。
中を開くと「参拝した」という証の文字と、日付が書かれたシンプルな筆遣い。
この1ページに格式や、本来の御朱印の意味を重く感じます。

熱田神宮は境内と境外に多くの摂社や末社を持っているので、境内と境外合わせて合計5つの御朱印が手に入ります。
「上知我麻神社」「別宮八剣宮」「熱田神宮」「高座結御子神社」「氷上姉御神社」 今回私たちは、このうち3つの場所で手を合わせました。

とっても広い熱田神宮内、本宮だけではもったいないのでここからは知る人ぞ知るパワースポットへ。
まずは本宮の裏をぐるっと一周できる「こころの小径」。

ここは、撮影禁止となっており、2012年から一般公開された「一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)」や「本宮の中にある本殿」に一番近づける神聖な場所と巡り会えます。

人が少なく、静かで落ち着いた雰囲気の中、湧き水が流れる清水社や、大きな楠のそばを歩いていると、まるで時間がゆっくり流れているような感覚に。

観光というより、心が整うような特別な道ですね。

たくさんのパワーをいただき続いて向かった先は「剣の宝庫 草薙館」。
歴史ある日本刀の展示の他には、なんと実際に手に持つことが出来る体験もあるんです。

想像より遥かに大きく、ずっしりとした重みがあって、本当にこんな重いものを持っていたの!?と驚きながら日本の武士文化を肌で感じました。

 

12:00〜

-大須観音+万松寺|中区 仏教の世界に触れる-

大須観音に到着するとまず目に入るのは、立派な朱色の本堂。
春だったので、ちょうど鮮やかな梅の花や桜が見頃だったようです✿

正式には「北野山真福寺寶生院」といって、もともとは1324年に能信上人が岐阜県羽島市で開いたお寺なんだそうです。
その頃から深く信仰されて、ご本尊の観音さまは「人々を救う仏」として全国に広まっていったんですね。

本堂にてしっかりと手を合わせ、御朱印帳を持って行くと丁寧に書き入れてくれました。

ここは熱田神宮内と違い、とっても力強く1ページいっぱいに収まる御朱印!
よくよく見ると、頂く場所や、書いてくださる方によって全然違う1ページ。

なるほど、これが御朱印の魅力か〜
4ページ揃い、こうして1ページずつめくってみると、《御朱印=アート》と言われる意味がわかってきます。

そして大須商店街は”食べ歩き”も有名。
御朱印集めと言いつつも、寄り道も忘れずにしていきましょう^^

”本店”が多いのは大須商店街が大正元年からあるからこそ。

コーヒーで有名な松屋コーヒーや
昭和22年創業のエビフライサンドで有名なコンパル
カエルマークが有名な青柳ういろ
小学校の時の給食でおなじみ、大須ういろなど
本店がずらり。

新しさもある街中ですが、こうした本店に足を運ばれると、より歴史を感じられるかもしれません。

 

片手で持って食べながら歩く、ことももちろん大得意な大須商店街。
名古屋名物の手羽先も食べれますのでご安心を^^

100円で買える昔ながらのみたらし団子や、たい焼きもおすすめです🍡

 

さらにそこから大須商店街を歩いていると、ひときわ存在感のある白いお堂が目に入ってきます。
それが「万松寺(ばんしょうじ)」です!

実はこのお寺こそ織田信長ゆかりの場所なんです。
信長が幼少期を過ごしたお寺とも言われていて、ここで修行したり、いろいろとやんちゃしてたんだとか。
万松寺には切り絵の御朱印やカラフルな御朱印など、また先ほどとは違った1ページが仕上がっていました。

5ページ集まったところで、いよいよ名古屋城へ!
お城にも、御城印というものがもらえることはご存知でしたか?
ただ、御朱印とは全く意味が異なり、【御朱印は参拝した印】であり【御城印はスタンプラリー】のようなもの。

ここにきた記念として、ぜひ1枚手に入れましょう。

 

14:15〜

-名古屋城|中区 城郭文化に触れる-

タワーホテルナゴヤの南側を制し、ここからは北へと向かいます。
名古屋城駅を降りたっても、まだ城は見えなくてうずうず。

お堀の中に入り、真っ直ぐ進んでいくと、ついに名古屋城が見えました!
名古屋に来たら一度は観光したいと名が高い名古屋城。

「城」とは、漢字が示す通り、それは「土」から「成」る物であり、さらには「成」という字は「盛」の字に通じます。
土が盛られた物が「城」であるということなんです。
日本の歴史上、城の数は25,000から30,000もあったとか。
今でも天守や城郭が当時のままの状態で現存している物は12城だけ。

ただ、これ以外にも建物の一部が残っている物や、修復された物を数に加えれば、日本国内で数多くの城を楽しむことができます。

復元することの困難さや、それらの城が何故一度失われたかと言うことにまで思いを馳せると、城の持つ魅力は無限大…そうお城好きのスタッフが教えてくれました^^

名古屋城は国宝1号に指定されたものの、1945年の空襲で天守閣と本丸御殿が焼失するという、歴史を持つ場所。
本丸御殿では、金箔の襖絵や繊細な彫刻が見事に復元されていて、ひのきの香りに包まれなが ら、日本建築の美しさを肌で感じることができます。

現在は天守閣の修復が進んでいるとのことですから、中に入れるようになる時が今から楽しみです。

ちなみに、金鯱城とも呼ばれていますが、この「鯱」…なぜ城の上に構えているか、ご存知ですか?

鯱とは空想上の生き物である「しゃち」を意味します。
かつて日本の建造物は木造が中心だったため火事は大敵だったそう。
そのため、水を口から吐き出すと伝わる「しゃち」を飾ることで火除けの守神にしたという歴史があるんです。

慣れ親しみのある金のシャチホコも、こうして見るとありがたく思えます^^

 

歩き尽くしたところでホテルへチェックイン!
しばしの時間、お部屋でゆっくりしお腹を空かせます。

 

18:00〜

-ディナー|中区 地産地消の天麩羅屋さんへ-

楽しみにしていた夕食は、ホテルから歩いて15分ほどのところにある「天麩羅 なか江」へ。

カウンター越しに、店主の方が旬の食材を一つひとつ丁寧に揚げてくれて、目の前でできたてを味わえる贅沢なスタイル。
地元の野菜を中心に「地産地消」にこだわっていて、食材の産地や特徴を聞きながらいただくのも楽しい時間です。

「天ぷらにすることで、より食材が美味しくなるものしか揚げない」という店主にこだわり。

日によって仕入れる食材も違うので、1回きりではなくまた行きたくなるような空間でした。

さらには食事だけではなく、お飲み物にもこだわりがあって、店主おすすめの「マカリオ社のリモナータ」は、甘さ控えめで天ぷらとも相性抜群!
お酒を飲まない方にもぴったりの一杯です。

 

こうして今日1日の御朱印を眺め、思い出話に会話を弾ませながらあっという間の2時間でした。

 

今回は名古屋の都心を巡る旅でしたが、都心だからといって新しいものばかりではないんです。

きっと分かってくださった通り、名古屋の歴史、カルチャーを感じられるスポットばかり。

ご紹介したスポットはテレビ塔が建った1954年にはすでにこの地にあった、歴史ある場所です。

長く深い時間をかけて今や名古屋の大きな観光地となりましたが、皆様にはその背景にある歴史を感じながら体感していただけると嬉しく思います。

 

THE TOWER HOTEL NAOYAを中心に、歴史を巡る旅。
ホテルにお越しの皆様はぜひ1箇所でも足を伸ばしてみてください!

 

 

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